文系SE歴15年以上、開発・保守・クラウド運用を経験し、現役SEとして働くポチ子です。
先日、AWSソリューションアーキテクトアソシエイトに2回目のチャレンジで合格しましたので、受験勉強方法について、共有したいと思います。(私が合格したのは、2022年8月までのC02版です)
1回目はほとんど勉強せずに惰性で受け、あっさり不合格。
2回目は、それなりに勉強しましたが点数はギリギリでした。(729点)
合格してしまえばこっちのもの!
アラフォーの脳みそは、20代の頃と違って全然暗記ができない。
なので、理論と経験を結びつけて何とか脳みそに詰め込んでいきましたよ。
プログラミングの技術は情報系出身のバリバリさんには敵わないですが、クラウドのように比較的新しい技術で、しかもインフラよりの資格は文系SE向けではないかと思います。
2022/08/29でAWS SAA-C02が終了し、2022/08/30からAWS SAA-C03がスタートしてます。
AWSソリューションアソシエイト受験方法
受験申込み方法がいきなり少しわかりにくいのですが、
AWSのサイト上から、「試験のスケジュールを立てる」というボタンを押して、アカウント認証をすると受験場所や日程の選択が可能です。
申込み時にAWSアカウントを作成する必要があります。
- 実施形式:テストセンターまたはオンラインプロクター試験
- 試験時間:130 分間
- 受験料金:15,000 円(税別)/ 模擬試験 2,000円(税別)
- 言語:英語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)
ちなみに、わたしは合格するまで気づかなかったのですが、この資格有効期限3年でした。
たしかに、AWSはどんどん新しいサービスが増えていくので、
有効期限があるのは致し方ないのですが、3年か・・・。
次に再受験して合格できるかは自信ないですね。
AWS SAA-C03勉強方法はUdemyがあればなんとかなる
試験勉強前の知識レベル
- 昨年、一般企業向けのAWSのセミナーへの参加(主に、オンプレ→クラウドへの移行ステップや、AWSの強みの説明会)
- 今年度、会社の中でAWSの資格取得者を増やそうという取り組みがあり、5月の中旬にAWSの各種サービス紹介(ハンズオン付き)の研修を受ける。(研修では各サービスの概要を知ったり、マネージメントコンソールを触ってみるというもので、試験対策ではありません)
- 社内のグループでAWSのS3にバックアップデータを移動する要件が出てきて、コンソール画面を少し触る。
AWSまったく知らない初心者ではないし、説明を聞けば構築イメージはわくから話はできるけど、自分で設計をするまでの知識量はないっていうレベルですね。
たぶん、AWSソリューションアーキテクトアソシエイトを受験する方って同じくらいのレベル感の方が多いのではないでしょうか?
最近はパブリッククラウドを利用した案件多いですよね。
SAA-C03の試験勉強で不要だったもの
SAA-C03を受験しようと決めたときに、書店で参考書を購入しましたが必要ありませんでした。
今まで、情報処理技術者系もずっと分厚い参考書を買うのが「いつものこと」だったので、その流れで買ったのですが、試験対策にはならなかったですね。あと、新しい講座対策のものがありませんでした。
ただ、まったくAWSやほかのパブリッククラウドの知識はないけど、とりあえず試験には合格したいという人は、参考書でさらっと全体を把握するのはいいと思います。
YouTubeでもいいのですが、動画だと視聴するのに時間がかかるし、必要なところをピンポイントで確認するのが難しいので。
Udemyの講座と模擬試験で勉強で十分!
前回不合格になってから、約2か月ほどの期間があったのですが、実際に次の受験に向けて勉強を再開したのは、試験の3週間ほど前。
合格までの知識量としては、ベースのなんとなく知識+3週間のガッツリ勉強という感じです。
毎日約1~2時間程度勉強していました。土日は、4~5時間くらい。 勉強に使用したのは、Udemy主に、活用したのは以下の講座です。
【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座初回受験時は、この講座の小テストと模擬試験だけをやって試験に臨んだのですが、2回目は各講座の講義も確認しつつ苦手なところ中心に勉強しました。
AWS上にアカウントを作るところから、動画の説明があるので実際に動かしながら各機能を学ぶことで、それぞれのサービス内容が理解しやすいですね。
AWSは、アカウントを作ればほぼ無料で試験範囲のサービスをさわれます
また、初回受験時にこの講座についている模擬試験よりも本番の方が難しいと感じたので、もう一つ講座を申し込みしました。
【AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)模擬試験が6回分ついているので、試験直前対策にはとても有効です。
スマホ上で、ポチポチ選択しながら進められるので、通勤時間やちょっとしたスキマ時間に進めやすい作りになっています。
実際の模擬試験の難易度はこちらの高難易度の問題に近いと感じていますので、申込みしてよかったなと思いました。
この問題集をやっていなかったら、ギリギリ合格も厳しかったかも・・・
試験内容は各サービスの機能や類似機能を比較してのベストな設計を求められるので頻出のサービスについては細かいところもきちんと抑えておきたいところです。
私自身は、高難易度は結局一度も1発では合格水準まで達することができなくて60%~65%くらいの正答率のまま本番を迎えました。
他の方のレビューにも同じくらいの正答率で合格している人も多かったです。
本番の様子:難易度高め
試験時間は120分(前後に注意事項やアンケートがある)ですが、1回目に一通り回答が終わった時点で70分くらい経過していました。
1問目から問題が難しくて戸惑ってしまったのと、
試験問題の日本語訳の誤字・誤訳がぽろぽろあって、動揺して英語の原文を確認していたら時間がどんどん進んでいく・・・ということに。
2週目を全問ちゃんと見直すことはできなくて、あっという間に120分終わってしまいました。
試験問題の誤字は、よくあることだけど動揺するから何とかしてほしいですよね。。
アンケート回答後に「合格」の文字が出たときはホッとしました。
正直、不合格だったら3回目を受験するかというと諦めてたかもしれません。
よかったー。
まとめ
AWSソリューションアーキテクト アソシエイトに合格するためには、AWSの各サービスに対する幅広い知識とシステム構築全般に対するベストプラクティスを学ぶ必要があります。
もし、今テキストだけの勉強で行き詰まりを感じているようでしたら、
まずは、UdemyUdemyのすごいところは、(すべてではないですが)内容が更新されているところですね。
2022年8月に試験が改訂されているのですが、この講座も改訂が入りました。
参考書であれば再度購入しなおさないといけないのが、一度購入すれば最新版の内容が提供してもらえるのは大変ありがたい仕組みです。
そのうえで、知識が足りないと思われるカテゴリーについては、ブラックベルトなどを読み込むことが必要かもしれません。
私自身はほぼ知識のない中、Udemy私は、2つの講座ともにキャンペーン狙って購入したので、1つ2000円くらいで申し込みできましたよ。